かかとのひび割れ、ガサガサ対策

2022年5月4日

かかとのひび割れ、ガサガサ対策

かかと

 

かかとは角質が硬くなってしまったり、乾燥してガサガサしたり、ひどい場合にはひび割れを起こしてしまったりします。この記事では、かかとのひび割れ・ガサガサに効く市販薬の選び方について解説しています。

1.かかとのガサガサ・ひび割れの原因

かかとは角質が硬くなってしまったり、乾燥してガサガサしたり、ひどい場合にはひび割れを起こしてしまったりします。かかとのケアをしっかり行うために、まずはかかとの特徴とトラブルの原因について解説します。

2.かかとは乾燥しやすい場所

通常、皮膚は皮脂によって膜を作り、水分を保持しています。しかし、足の裏には皮脂を出す機能がないため、足の裏は他の皮膚に比べても乾燥しやすい場所のひとつです。

さらに、かかとは体を支える場所でもあるため、体重による圧力や地面や靴との摩擦が皮膚への刺激になり、皮膚のガサガサや角質が硬くなる原因になります。

3.皮膚のターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れも皮膚トラブルの原因のひとつです。

健康な皮膚は約4〜6週間の周期で新しく生まれ変わっており、これをターンオーバーといいます。何らかの原因でターンオーバーの周期が乱れると、皮膚の表面にザラザラとした古い角質が残ったり、皮膚トラブルが起こったりします。

ターンオーバーの周期が乱れる原因は、紫外線などの外的な刺激や、生活習慣の乱れなどです。紫外線を防ぐためには、丈が長い服を着たり、日焼け止めを活用したりすると良いでしょう。

かかとは他の部位に比べ皮膚が厚いため、ターンオーバーの周期も他の部位より長くなるのも特徴です。

 

かかとのひび割れ、ガサガサのケアの市販薬選び方は?

  • カチカチ   尿素
  • ガサガサ   ヘパリン類似物質
  • ひび割れ   ワセリン

入浴後のケア

入浴後は皮膚が乾燥しやすいため、体を拭いたらすぐに保湿剤を使用してください。

保湿剤の使用後は、患部をラップで巻いてパックしたり、蒸したタオルで温めたりすると、成分が皮膚に浸透しやすくなります。乾燥が気になるときのスペシャルケアとして取り入れてみても良いでしょう。

 

かかとの角質は削っても良い?

 

かかとの厚くなった角質が気になる場合は、基本的には削る処置を行っても問題ありません。ただし、削っていいのは硬く、厚くなった部分に限ります。硬くなっていない正常な皮膚組織を削ってしまうと皮膚トラブルの原因になるため、無理に削ってしまって症状を悪化させないように注意しま

しょう。

削った後の皮膚はとても敏感です。削った後はヘパリン類似物質を含む保湿剤で保湿すると良いでしょう。

保湿剤を使った後は靴下をはいて保護するのもおすすめです。靴下に保湿剤が付着してしまうのが気になる場合は、包帯などを使ってかかとを保護しましょう。

 

 

 

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